愛知県の交通マナー ~本当に愛知県は運転マナーが悪いのか?~
最近、愛知県は交通事故件数が日本一を脱却し、2位になりました。
ぼくとしてはうれしいかぎりなんですけど、巷では「愛知県は運転が荒い」、「名古屋で運転できたら世界中どこでも走れる」といわれます。
そのこともあり、運転免許の教習所は合宿免許ではなく、名古屋市でとれという親の勧めがありました。
さて、本当に名古屋走りは存在するのでしょうか。個人的な感想ではありますが、コメントさせていただきたいと思います。
普段僕が運転していた時に、愛知県はマナーがいいと思ったことはありません。
しかし、名古屋とその他の地域とで運転へのマナーの悪さの差があります。
まず、名古屋では路上駐車が本当に多いです。左側車線は路上駐車専用かと思うぐらいに本当に多いです。
乗用車からトラックまで止まっています。さらにひどいのは信号機のほんの手前での駐車、先の見えない角付近での路上駐車など、予測しないと回避できないような場所に止めています。その原因として、公共交通機関が他の都市よりも発展していないかつ、車の所有者が多いのに駐車場が名古屋市内に少ないというのが挙げられます。車で名古屋まで出かけても、本当に車を止めることができず、ほんの少しの間であれば、お金払うのもばかばかしいから、みんなやってるし路上駐車しちゃおうという感じだと想像します。(想像です)
また、交通量が多く、車線が多いので、気合がないと車線変更ができません。
ほんのすこしのすきまがあれば車線変更するのが名古屋です。
また、車線変更されるほうも入られたくないので、車間を狭めます。入ろうとしているのに車間を攻めてくる車も結構多いです。
名古屋を運転するのは本当に慣れが必要です。危険予想がしっかりできないとじこにつながります。
次に名古屋の郊外の交通に関してです。
ここでは主に愛知県の三河地区についてコメントします。
三河地区の特徴としては交通量は名古屋ほどではないが、通勤ラッシュ時では本当に道が動かなくなります。7時ごろから混みはじめ、9時ごろまで続きます。夕方は15:30ごろから混み始め19:30ぐらいまで続きます。
これは、電車が本当に本数が少なく、通っている地域も少ないためです。車がないと買い物もろくにできません。そのため、車の所有率が高く、一家に2台はあたりまえです。友達では一人1台の車を持っているという家族もあります。
東海オンエア(岡崎市のYoutuber)の動画でも「この地域で車がないことは死を意味する」と言っているほどです。
そして、最大の特徴は車の速度です。一般道でもここは高速かという速度で運転している車がたくさんいます。二車線の国道で100km近く出している車もよくいます。
制限速度+10kmは当たり前という感じです。制限速度を守って走っていると後ろから車があおってくることも頻繁にあるため、制限速度で走るほうが危ないといわれます。
さらに、速度以外の一般的な運転ルールも守らない車が多くいます。車線変更でウインカーはださない、一時停止は止まらない、黄色の線を平気でまたいで追い越しや車線変更をし、横断歩道に人がいたとしてもお構いなしに通り過ぎます。「黄色信号はすすめの合図」ともいう人がいるほど信号を守りません。
三河地区での驚いた運転を紹介します。
ケース1
バイクで国道を走行中、信号が黄色に変わり、十分に余裕をもって止まれると判断し信号を停車したら、後ろを走っていためっちゃでかいトラックが加速し始め、隣の右折専用車線に大きくはみ出し、僕の横ぎりぎりを猛スピードでおいこしていきました。
ほんとうにひかれそうで、危なかったです。
ケース2
町中を運転中、信号機のないT字路があります。そこには一時停止線があるのですが、車が来ていないときに、結構一時停止をせずに曲がる車が多いところです。そこでパトカーの後ろを運転していたところ、パトカーもその一時停止を無視し、停止することなくそのまま曲っていきました。
愛知県の交通状況はたしかに他県に比べるとすこしマナーが悪いと思います。しかし、上記の例は特殊な例です。みんながみんなマナーが悪いわけではないです。きっと誠実に運転をしている方もいると思います。単純にマナーの悪い人の割合が多いだけだとおもいます。
愛知県で運転をする際には危険予測をしっかりしましょう。また、ほかの人がやっているからと言って、自分もやっていいことにはなりません。最近では取り締まりも多くなっています。
いつか愛知県が '交通事故で有名な県' から、'交通事故で有名だった県' になることを祈っています。